第2回定例会 「たすけて!」言える子どもに 受け止める社会に

昨年7月に起きた、市内男子中学生が継父による虐待により自死した事件の検証を経て、新たに定められた「西東京ルール」について、6月の第2回定例市議会で質問しました。

「西東京ルール」の概要は
①児童や生徒が連続3日欠席した場合、担任が管理職に報告する
②連続5日欠席した場合、担任が家庭訪問し本人を確認する
③連続7日欠席した場合、教育委員会や子ども家庭支援センターに連絡する
④連続10日欠席した場合、児童相談所や場合により警察に連絡する
欠席日数に関わらず、緊急性や危険性がある場合は、すみやかに連絡をする

虐待が疑われる欠席児童・生徒への対応がルール化され、速やかに状況把握ができるようにはなりました。

では、実際に虐待を受けている児童が、それを認識しSOSを出すためにどのような指導をしていくのか?
答弁では、まず教師が虐待に気づくこと、児童・生徒との信頼関係を築きSOSを出せるようにすること。児童・生徒には自尊感情を持てる指導を行うとのことでした。
地域の中でも、子どもに限らずSOSを出せる、そういった環境を作りたい、あの悲劇を二度と繰り返してはいけないとの思いを強くしました。