復興プロセスを疑似体験 復興まちづくりキャンプ@小金井公園
7月13~15日に、都立小金井公園で2泊3日の復興まちづくりキャンプが実施されました。
このキャンプの趣旨は、東京で大災害が起こった時に、何が必要で何をしなければいけないのか確認し、暮らしとまちの復興をめざして私たち自身が「復興まちづくり」に立ち上がるために、被災したその「7日後」「3か月後」「3年後」という設定で公園を震災後のオープンスペースに見立て、復興のプロセスを模擬体験するキャンプです。
私はかとう涼子さんと14日だけの日帰り参加でしたが、朝9時から夕方4時過ぎまで、みっちりセミナーを受講してきました。
午前中は、阪神大震災、中越地震、東日本大震災、熊本地震の各地の災害からの復興を現地で経験した専門家やリーダーから伺いました。
午後は、近い将来必ず起こるとされる首都直下型地震からの復興にどう備えるか、という現実味を帯びた、シリアスな内容のシンポジウムでした。
首都直下型地震では、建物全壊最大61万棟、200万世帯と想定されています。
そのため事前に実施できることは事前にしておくという「事前復興」が重要です。これは住居の耐震補強や、家族のルール作り、備蓄、といった自助の推進。災害関連死をなくすための避難所の運営や在宅避難者への対策の検討など、ただちに取り掛からねばならない課題がみつかりました。次回の議会で早速提案したいと思います。