心に成績をつける!?特別の教科「道徳」の問題点

道徳の時間は、私が小学生の時にもありました。授業の際、口笛吹いて~空地へ行った~♪の歌で始まるNHK教育テレビの「みんななかよし」を見ることがあったり、先生の話を聞くだけであったり、クラス会議のようなものが開かれたりしたことを覚えています。ただ昨年までは教科ではなく、成績をつけられることはありませんでした。

2013年に安倍首相は、教育再生実行会議を設置。そこで道徳の教科化が提言されました。その理由として「いじめへの対応」が挙げられていました。
そして2018年には小学校で、今年2019年は中学校で「特別の教科 道徳」が始まりました。

このことに不安を感じる声が沢山上がっています。

○人の心の中のことを成績にすること

○導きたい価値観があらかじめ示されている文章を読むこと

○自由な心や多様な価値観を持つことが消える可能性があること

道徳の教科書は図書館にあります。また公開授業を行っている学校もあります。
まずは、自分の目で確かめるところから始めませんか?