コロナウイルス感染対策中 異例の第一回定例会

定例会休会と日程変更
みなさんがこれをお読みなっているのは既に4月に入っていますが、これを書いているのは3月12日。年4回の市議会の中でも最も重要な第1回定例会の真っ最中です。
第1回定例会が他の定例会と違うのは市長が4月からの新年度の基本方針について所信表明を行うことです。また新年度予算案が提出されるので、通常の議案と合わせ議案の本数も多く、会期も長いのです。毎年2月半ばを過ぎると議員も市役所職員も定例会の準備で慌ただしい中の、このコロナウイルスです。公共施設の休館や学校の休校措置で市民生活に大きな影響が出ました。特に子ども達の居場所の確保は緊急課題でした。
議会も、この緊急事態に何を最優先すべきか話し合いを重ね議会初日にネットを含む希望会派の議員が短時間の緊急質問を行い、3月2日から一週間休会しました。市職員には各部署でコロナウイルス感染対策に専念してもらい、議員は市民の要望等の情報提供を議長を通し、市のコロナウイルス感染対策本部に伝えることに徹しました。

質問時間の半減と傍聴制限
 一週間休会したことにより、代表質問・一般質問や予算審査の時間を半分にせざるを得ませんでした。本会議や常任委員会傍聴も自粛をお願いするなど、議員の職責や情報公開について自問し悩みぬく異例の議会になっています。