5Gでバラ色の未来って本当?

 

最近5Gという言葉をよく耳にしませんか?第5世代移動通信システムの略称です。
簡単に説明すると、1980 年代に登場したアナログ携帯電話が第1世代(1G)で、
デジタルに移行した 1990 年代(2G)以後どんどん高速化しスマートフォ
ンが台頭した現在は4Gです。今話題の5Gは4Gより通信量が格段に増加、
通信の遅延性も短縮、同時接続できる機器の増加が長所として挙げられていま
す。具体的には映画などのダウンロード時間が数秒で済む、自動車の自動運転
や遠隔操作ロボットを使った手術にも5Gの技術が不可欠とされています。

一方で、健康被害を心配する声もあります。
5Gの売りである大幅な高速化には小型基地局を沢山設置する必要があり、
住宅地にも高周波の電波が発せられます。西東京市内でも基地局設置が進んで
います。ベルギー、スイス、オランダ、サンフランシスコ等一部の国や都市で
は人体に悪影響を及ぼすとして禁止や規制の強化の動きがあります。
総務省や通信事業者のホームページでは「悪影響は確認されていない」との
見解を示していますが、鵜呑みにして良いのでしょうか?

生活者ネットでは、今後5Gについての勉強会などを開いて調査を続けていき
ます。