新市長は何を語ったのか?

2月26日、市長選挙で新しく市長に就任した池澤隆史市長と初めて向き合う臨時議会が開催されました。今回の臨時議会は、市議会の議長副議長選挙や常任委員会の委員長副委員長とメンバーを決めることが主な議題でした。
しかし先月のかとう涼子さんのリポートでもありましたが、市長選挙で池澤市長陣営からまかれたネガティブキャンペーンの法定ビラへの市民の反響は大きく、到底看過できない内容が書かれたビラでしたので、私たち2人も市長への緊急質問を行いました。

「逗子での失敗のリベンジは逗子でやってください。ここは西東京市です。」

「西東京市のまちづくりは、西東京市民の手で!」

「共産・左翼に市政を渡すな!!」

という信じられない文言が書かれたビラを市長が「見ていた」「ビラを止めることの判断力がなかった」と答弁した時には議員席や傍聴席からも大きなため息が聞こえました。

市民へ謝罪するつもりはないのか?との問いには、「確認団体(池澤市長を応援する政治団体)がまいたものであり、私自身誰も排除するつもりはなかったが、結果として不快な思いをした市民には何らか謝罪する方策を考えたい」と、確認団体がしたことと他人事のようでした。

これから信頼関係をどう築いていくのか?まだ答えが見えません。