メディアに求められるもの~先の衆議院選から考える~

10月31日に行われた衆議院議員選挙。

私の周辺では、今回は投票に行くという声が多く聞かれましたが、

実際には投票率は55.93%で前回より2ポイント上がったものの戦後3番目の低さでした。

(西東京市は58.8%)

理由は様々に分析されていますが、私はテレビの報道にも問題があるのではと思います。

衆議院選前に行われた、自民党の総裁選挙では有権者は全国の自民党員や党友など

約110万人と限られているのに、連日衆議院選挙より大きく取り上げられていることに

違和感を感じました。

NHKですら、民放と大差ない状況ですので、中には自民党総裁選も衆議院選も18歳以上は

投票できると勘違いしている人もいたかもしれませんね。

テレビがダメなら新聞はどうでしょう。新聞購読率は年々さがり現在は全世代平均で約60%ほど、

30代は約30%しか購読していません。60代以上は約80%が購読していることから、

投票率と新聞購読率に相関関係がありそうですね。

もう一つのメディアは、ラジオです。衆議院選挙でも、ラジオ番組の方が政策について的確に

解説しているとの印象を持ちました。

姿が見えないので、言葉に集中できることや、パーソナリティもテレビとは違いゲストの政治家にも

鋭い質問をしていました。

ちょうど今やっているNHKの朝ドラもラジオが大事な役どころを担っていますね。

ラジオを聞いてみませんか?