府中の森公園「にじいろ広場」に行ってきました

“だれでも遊べる” “みんなで遊べる”

府中の森公園「にじいろ広場」に行ってきました

2021年10月、都立府中の森公園内の遊具広場が「にじいろ広場」として、リニューアルオープンしました。障がいのある子も、ない子も使える遊具のあるインクルーシブな(みんな一緒に、仲間はずれにしない)公園です。14ある遊具のうち9種類は、車いすやバギーに乗ったまま遊んだり、体幹が弱くても楽しめます。

いくつかご紹介いたします。

「アドベンチャーキャッスル」という大きな複合遊具は車いすで上がれるスロープがついています。

「おはなテーブル」は立ったまま遊べる砂場で車いすでも遊べます。

「スーパーハイパーブランコ」は背もたれと安全バーがついているタイプと、寝転んだり複数で乗れる円盤型タイプもあり、ちょうど遠足に来ていた1年生たちに大人気でした。

オープン前には地域の特別支援学校や、放課後デイサービスに通う子どもたちから意見を聞き取り、遊具のネーミングは公募で決定するなど多くの市民の声が活かされています。

これからの公園づくりの基本としたいところですが、課題もあります。

設置するには駐車場やトイレからのアクセスや、公園の面積などの適性調査が必要です。遊具も当然高価です。それ以上に大切なのは日々の適切な管理(枝や異物などを取り除く)

何より子どもたちに遊びに来たいと思ってもらえるかが重要です。

でも子ども達の笑顔を見て、西東京にも欲しいとの思いを強くしました。